二郎丸の小さな いっぽ
「みんなが小さな一歩を始めたら、
Kちゃんのような悲しいできごとを減らせると思うんだ。」
 

絵本「イルカのKちゃん」
ドルフィンスイムをとおして出会った子イルカKちゃん。 やんちゃで人なつっこいKちゃんは、人間の出した「釣り糸」という「ゴミ」にからまり傷つき、たった2歳で消えていきました。その様子をドルフィンスイム中に発見し、2年間観察し続けた私達は、何とかしてあげたいと強く思ってはいましたが、結局何もできませんでした。人間の犠牲になった子イルカを忘れてはいけない。そして、これからも起きるであろう悲しい出来事を少しでも減らしたい、防ぎたい、という思いで「イルカのKちゃん」という絵本を作りました。この絵本を読んでくれた方や、御蔵島に来てくれたお客様たちや、いろんな人と、考えていきたい問題です。
ひとりひとりができることは、小さなことかも知れません。でも、生活の中で、できることから少しずつ変えていけたら…、小さな一歩が集まったら…、何かが変わるかもしれないと思うのです。
私もまだまだ、ホントに小さな一歩しか踏み出せていませんが、その一歩を増やしていきたいと思います。
 
 食べ物(=命)を大切に―
  とっても当たり前なことなのに、なかなかできないこと。
以前から、食べ物は残さないようにはしていましたが、自分がお客様に食事を作る立場になったとき、いかにお客様に完食していただけるかを日々考えるようになりました。
 *私の小さな一歩*
・買出しはマメに。
 食材を大量に買って、腐らせてしまわないように気をつけています。
・おかわり用のお皿。
 お客様の食べる量は、人それぞれ。たくさん出して余らせてしまうのももったいないし、かといって、お客様に物足りない思いをさせてしまうのも…。そこで、個別のお皿には少な目に盛り付けます。そして、おかわり用のお皿をテーブルの中央に置いて、食べたい人はおかわりできるようにしています。それでも余ったものは、次の日の私の朝食になりますよ!
・食材は無駄なく
 魚をさばくときは、骨についた身はスプーンでこそげ取って“ナメロウ”風に。
 頭や骨は、アラ汁に。
 野菜も料理によっては、キレイに洗って皮ごと調理。
 大根菜も炒めたり、味噌汁に入れたり。
・残った食材も違うメニューに。
 白米は、基本的に炊きたてを出したいと思っていますので、残ったごはんはチャーハンやオムライスなどに。ライスコロッケにもしたりして、違うメニューに活用。
 お刺身が残ったときは、“ヅケ”にしたり、ツミレにしたり、違う食べ方を楽しみます。
 
 なるべくゴミを出さないように―
  ゴミってなんでこんなに出るんだろう。と不思議になるくらい出てきます。
使い捨てられる物の多さを改めて考えると、びっくりするくらいあります。
物にも命。大事に使うことと、ゴミの出ない物を使うことをまず、考えています。
 *私の小さな一歩*
・サランラップやアルミホイルの代わりに、タッパを活用。
 余り物は、タッパに入れて保存。電子レンジもOKのタッパは、とっても便利です。
 船長へのおにぎりもタッパに入れて渡しています。こんな風に、可能な限りサランラップやアルミホイルを使わないようにしています。
・買出しはマイバッグ・マイかごで
 買い物はビニール袋をもらわないように、バッグやかごを持って行きます。島のおばあちゃんたちも、竹で編んだ昔の背負いかごを持って買い物をしています。両手で持つより背負った方が楽ということもあるのでしょうが、なんだかステキな光景です。
 
 環境にやさしい製品を
  製品を選ぶのは私たち。自然にやさしい製品をなるべく使うようにしたら、少しは環境に負荷をかけずにすむのかも。できることから、少しづつ…。
*私の小さな一歩*
・洗剤などを使わなくても落ちるスポンジ
 
今はいろんな環境にやさしい製品が出ています。私はまだそういった知識に疎いですが、人づてに聞いたりした話で、良さそうなものは使うようにしています。
・再生紙100%、芯なしのトイレットペーパー
 
東京ほどいろんなものを売っているわけではないけれど、そんな中でも少しでもいいものを選ぶようにしています。