長所短所も含め「自分は自分」であると認め、
自我同一性を獲得する。
達成できないと自我同一性の混乱がおきる。
この時期には、「思春期」を迎えます。
第二次性徴期には、急速に身体の発達、成熟していきます。
自律神経や内分泌機能の急激な発達に伴い心身が不安定になりやすくなっていきます。些細なことだと思っていることでも、本人にとっては大変な問題と考えることもあるでしょう。
異性に対する関心も目覚めはじめます。家族との結びつきもますます弱くなり、学校、仲間との結びつきが強くなってきています。自分への意識が高まり、他人からの評価を気になりはじめます。
羞恥心や自己顕示欲が入り混じった言動が良くあります。
アイデンティティ(自我同一性)の確立が発達課題となります。「自分探し」です。自分はどんな人間なのか、どんな性格なのか、どんなことをしたいのか、一体誰なのかなどを考えます。
自分の将来を見据え、生き方の方向性を見つけ出そうとしているのです。この確立には、それぞれに時間がかかります。(モラトリアム)
自我同一性の確立は、自分はダメ人間を考えてしまったら、確立できたとは言えません。
欠点はあったにせよ、自分の尊さや自分は価値ある人間であるということ認知しなければなりません。悩みのときですね。
心の中では葛藤しています。しかし、自我同一性での混乱がおきてしまうと、その後の生き方に不安定な影響を及ぼす危険性もあるのです。
アイデンティティは、いつも同じものではありません、
常に修正されていきます。
思春期の特徴の一つには、第二反抗期があります。
この時は、我が強くなり、発達とともに自分の存在を強く主張します。
「自分はこうではない」「自分の思うことすべてをやることはできない」など、自分への否定も起き、思い通りの自分への苛立ちが募ってくることもあります。
性的にも成熟し、情緒不安定な時期でもあり、さらに、友人関係、成績、家族関係などの要因も重なり、反抗期という形で自己主張がされるのです。
これを乗り越えることで、自分という人格が形成され成長するのです。
ワンポイント
本人にとって、身近で遠く感じていても、常にご両親は寄り添っていることを知ってください。お父様、お母様しかいないことは事実なのです。まず、迷い悩んでいるお子様を見つめ、その苦しみを受け止めることが必要になります。無理に接することはしなくてもいいかもしれません。
過剰にひつこく感じることがあります。お子様は感情的になっても、決して感情的にならないよう心がけでください。感情的に見せかけていたとしても、冷静に言葉を返してあげられるようにしてください。
まず、心が開かなければ、話し合いなどは無理であると思います。話せる時間、タイミングは必ずあると思います。お子様のサインを見逃さないよう、見守ってあげてください。
お子様みな同じ迷いや悩みを持っていたとしても、その重さや形はそれぞれです。いじめ、引きこもり、登校拒否、自殺などについては、色々なサイトで体験談などありますから、そちらを参照してください。
様々な状況がありますし、その状況の詳細によって様々ですので、ここでは控えさせていただきます。
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