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統合失調症は、以前は「精神分裂病」と呼ばれていましたが、 「精神」が「分裂」するものではなく、「思考や感情の統合機能」が 「失調」する病気であることにより、差別的意味のない病名に 変更されたようです。 統合失調症のタイプと症状 @破瓜型・・・陰性症状(思春期に発症し陰性症状が主体) A緊張型・・・陽性症状(青年期に発症し激しい陽性症状) B妄想型・・・陽性症状(青年期から中年期に発症し陽性症状が主体) 陰性症状とは、感情鈍麻や自発性の低下など 陽性症状とは、妄想や幻覚など *陽性症状が激しいときに興奮や昏迷を伴い、緊張病性興奮や緊張病性昏迷といいます 統合失調症は奇病? 100人に1人前後は罹患することがわかっているようです。 日本では120万人以上の患者さんがいると推測もされていて、脳血管疾患の患者数は約140万人、心筋梗塞などの心臓病の患者数は約100万人ですので、決して珍しい病気ではないのです。 病気への認識(病識)はありますか? 薬物療法やリハビリテーションの進歩により、症状の大幅な改善と社会生活が期待できるようです。 この疾患も早期発見、早期治療が重要なのですが、なかなか医療機関の受診へと結び付けていくことができないこともあります。 統合失調症の人は「病識」がありませんので、対応の工夫が重要なメンタル疾患でもあります。 治療を阻むのは、多くの場合は周囲の偏見や無理解のようです。 破瓜型統合失調症(思春期頃〜) 思春期や青年期は、自我同一性の模索と確立という発達課題を乗り越える時期です。 本当の自分探しをしながら思い悩む時期でもありますので、周囲からも心の状態がとてもわかりにくい時期であるともいえます(心の闇)。 表情、態度、言動、成績、趣味、友人関係で明らかな変化があれば何らかの病的なこともあるかもしれません。 しかし、変化があったとしてもすぐに病的と考える必要はありませんので、注意しながら接していくことが必要になります。 家族や周囲の本人への無理解によって放置されることもあります。 妄想型統合失調症(青年期頃〜) 統合失調症の中でも、20代後半〜40歳代と発症年齢は遅く、幻覚や妄想が主症状となります。 本人の人格は保たれていることが多く、治療と周囲の理解によっても通常の社会生活をおくるケースもあります。 病態ついて 脳内のドーパミンという神経伝達物質の働きが過剰であると考えられており、薬物療法ではドーパミンの働きを遮断する作用を持つ薬が症状を抑えられることから推測されています。 発症要因について 遺伝的素因、性格因、生育環境、状況因(誘因)などが、複雑に絡み合って発症するといわれています。 遺伝的素因では、遺伝病というわけではありません。遺伝的に多少の罹りやすさがあるということです。 統合失調症の子供では約15%、兄弟姉妹では約10%、孫では約3%です。 性格因では、非社交的、過敏、冷淡、鈍感、無頓着、臆病などの病前性格があるとされています。 遺伝的素因によって性格も影響されますのが、性格を直せば発病しないというわけでもないようですし、育て方やしつけでなる病気でもありません。 ただ、著しい虐待などの過剰なストレスによっての要因もあるケースもあるようです。 統合失調症の症状について 統合失調症の対応について |
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