サンバーのキーシリンダー修理  


さて、ウチのサンバー君も私の仕事車として就航してから4ヶ月が経ちました。趣味柄色々なパーツを
取り付けてみたら旗艦のRAV4にも負けない良い感の車になりました。さて、ここで話は変わりますが、
今まで隠していた事実・・・。実はウチのサンバー君はエンジンがたまにかからなくなります。
早い話がキーをひねってもセルが回りません。ギョエー!

最初の内はキーを再度ひねるとセルが回り出すので、接触不良程度にしか考えていませんでしたが・・・
極稀に何十回キーをひねってもウンともスンとも言わなくなる事があります。購入から時間が経つに
連れて起きる頻度も、陥った時にセルが回るまでにひねる回数も軒並み上昇してきました・・・。
万が一調子の悪い日に交差点の右折待ちでエンストこいた日には大変な事になります。
国道17号新大宮バイパスのようなとこだと命にかかわります。なんとしても修理せねば・・・。

とりあえずインターネットで調べるとウチのTT2系みたいにまだ新しいサンバーやプレオでも
似たような不具合が頻発しているようです。殆どがキーシリンダーに拠るものだとのこと。
修理をした人の話を聞くとリコールではなく、実費修理でキーセット丸ごとお買い上げだそうです・・・。
さすがスバル・・・。まぁ、ウチのはまだ原因が究明できていないので定かではありませんが、メインキー
の交換になるとウチのTBの場合給油口の鍵も交換しなきゃ駄目なので、必然的にお高くつくことになります。
うーん・・・。




コンコン、「中に誰もいませんよ・・・」
2月末のとある休日。たまたまエンジンのかかりの悪い日に遭遇したので原因究明を試みることに・・・。
セルが回らない原因は主にバッテリーの消耗に拠るものが多いですが、今回はキーをひねった
状態で無反応、若しくは「カチカチカチ」っという音がするので、経験柄セルフモーターの消耗か
キーシリンダーの不良を疑ってみます。
とりあえずハンマーでセルの本体をやさしくコンコン・・・。セルモーター不良の場合だとここで
かかる場合がありますが、何回やっても無反応でした。



続いて、キーシリンダー回りを構ってみることに・・・。ステアリングコラムカバーは2分割なので
下側のネジ5本を外すと取ることができます。キーシリンダ内部の接触不良だという確信を
得たかったので、キーをセルの位置に合わせてハンマーでゴツンと叩いてみました。すると・・・
「キュルルル、ブオ〜ン」
なんと叩いた衝撃でセルがが回りました。どうやら本当にキーシリンダがイカレてるみたいです・・・。
ゲッ、ウソ!?去年買ったばかりの車なのにキーセット丸ごと交換は嫌じゃぁ・・・。愚痴を言いながら
更に不良箇所を探ってみると、キーシリンダーの底。茶色い部分を指で奥側に押しながらキーを回すと
問題なくセルが回るようになることを見つけました。
ちなみに茶色い底の部分・・・矢印で指したネジ1本で止まっているだけで、ハーネと繋がってる
カプラーの部分を持ってみるとグラグラになっていました・・・。



先程のネジ1本を取るとこんな感じでキーの底と本体が泣き別れします。パッと見てわかる通り本体側の
Tの字の突起が底のプラスチックでできたスイッチを回すことによってスイッチが切り替わるようです。
よくみると底側の素材がプラスチックなので、負けて穴が広がってきていますね。
これによりストロークが足りなくなって始動の位置まで接点が届かなかったようです・・・。
寒い時にだけずば抜けて調子が良かったのは素材の膨張の関係もあったみたいですね。


とりあえずこの広がった穴を何とかしないことには始まりません。さて、この穴の余分な部分を
どうやって充填しようか・・・。車体の補修に使うパテだと硬化に時間がかかりますし、固まってから
取り付けても意味が有りません。いいものが無いかと引き出しの中を探ってるとプラモやってた
頃の使い残しのエポキシパテが出てきました。このパテは半固形タイプで、2つの素材をこねる
ことで硬化が進みます。硬化が早いので主にフィギアの造形で使っていたやつでした。
少量だと10分もしない内に硬くなりますのでこれなら上手く充填できます。ということでこれを
細めのマイナスドライバーで穴の壁に広げながら盛っていきました。

あとは元に戻してネジ類をよく締めて完了です。試しにキーを回してみたら一発始動でした。
今のところ再発などのトラブルはありません。このトラブルの解決法はインターネットで探しても
見つけられなかったのですが、自力&被害額最小限で解決できて良かったです・・・。



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