平成20年8月〜新ページ ♪♪♪
![]() |
池之小町 の 俳句 の部屋にようこそ!! |
| ☆ 自己紹介 ☆ | |
当『池内光之助のホームページ』を 管理*作成しています 池之小町 で〜す |
|
俳句作りに精出してからの10年を記念して 拙句ながらも披露させていただきます。 |
|
| ☆ 俳 歴 ☆ | |
平成 9年 俳句結社 「南風」入会 |
|
平成 17年度 南風新人賞 受賞 「風花集」同人になる |
|
平成 18年 俳人協会会員 |
|
平成 19年度 南風賞 受賞 「雪月集」同人になり現在に至る |
|
| ☆ 師 系 ☆ | |
〈馬酔木〉水原秋桜子 → 山口草堂 → 鷲谷七菜子 → 山上樹実雄(現、南風代表。本年で創刊75周年) *失礼ながら敬称略にて
|
|
| ♪ 冬 の 俳 句 ♪ |
|
平成20年作 |
鬼の山雪折れ竹が径はばみ |
雪月夜人にやあらむ足跡が |
|
寒満月透きてかの夜が見とほしに |
|
右すこし大き手袋編みあがる |
|
ふくろふもたぬきも撫でて年の市 |
|
大阪は梅田とも云ひ関東煮 |
|
大年や本のなかより請求書 |
|
三鬼ならトンビのなかに花束を |
|
トランプの手のうちが見えクリスマス |
|
哲学の椅子に着ぶくれゐたりけり |
|
薬医門仰ぎて解きぬ懐手 |
|
似て非なる猫の顔みな冬日向 |
|
冬もみぢ媼の声のよくとほり |
|
老いらくの恋かや銀杏落葉ふむ |
|
平成19年作 |
小春日やひらけばみんな玉子焼 |
けいこ場の「翁」一幅淑気満つ |
|
だんまりを決めこみゐしが大嚔 |
|
三寒の四温や母の紬着む |
|
雪を来て高野に眩し朱の柱 |
|
ひそやかに熾る菊炭逸翁忌 |
|
ふところに鯛焼のあり「早よ帰ろ」 |
|
賀状書くかの世に住所あらまほし |
|
一斉に木霊がおとす枯葉かな |
|
「どんぐり広場」落葉広場となりにけり |
|
晩婚にかがやくひとと薬喰 |
|
縁側の日だまり猫に毛糸玉 |
|
託つとも人は変らじ寒の菊 |
|
埋火や古傷ひとにもらすまじ |
|
萱の御所笹子はさみし鳴けばなほ |
|
美男葛むかしをとことおぼめかし |
|
平成18年作
|
気短かが辛味大根蕎麦すする |
別火終へ神になりきる能始 |
|
源氏絵の髪はゆたかに初暦 |
|
来し方は一顧だにせず薬喰 |
|
世過ぎふと憂し福飴に口よごし |
|
湯豆腐やかたはらにゐてとほきひと |
|
年ゆくや骨を納さむに膝折りて |
|
毀つこと決めたる店の古暦 |
|
名物は人情女将と煮凝と |
|
隠すより現らはる白髪虎落笛 |
|
声かけて父に焼べたす年湯かな |
|
後にも眼がいりさうな隙間風 |
|
胸に骨壷霧射るやうに夜行バス |
|
息白く謡「江口」を手向けたり |
|
耳聡く臥して通夜の貸しぶとん |
|
平成17年作 |
はりついて全き冬の星座かな |
口あかぬ能面に声憂国忌 |
|
太箸や上座下座にへだてなく |
|
がむしゃらに生きて恵方を見失ふ |
|
風花や柩車が角をまがるまで |
|
靴下の口ゆったりとクリスマス |
|
こがらしや砂が渦まく分譲地 |
|
くらわんか餅をくらはば冬ぬくし |
|
朝寒の顔をたたいて洗いけり |
|
一葉忌壁いちまいに人の声 |
|
平成16年作 |
襟巻をはづして覗く豹の檻 |
焼藷とわかる新聞包みかな |
|
寒の鯵釣る一瞬の青びかり |
|
天狼や森に荒びし息こもる |
|
白障子天寿の顔のかく美しき |
|
着膨れて上目遣ひになつてをり |
|
毛糸ほどく大玉小玉ころがせて |
|
熱弁の老僧いよよ水洟 |
|