ご飯ができるまで…
我が家の稲作りを
種まきから稲刈りまでを
分かり易く季節ごとにまとめました。



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             4月
■種まき

■塩水選・・・比重の軽い籾(種)浮かせて、よりすぐります。
■消毒  ・・・一般的には農薬を使いますが、我が家では【酢】
        【ミネラル水】で処理しています。

■浸水  ・・・眠っている種を水の中に入れて起こします。大体、
        その年の
種によりますが、10日程度入れておきます。
■出芽  ・・・専用の機械に入れ、保温・加湿して芽がでるか
        でないか程度にします。

   そして、やっと種をまくわけです!

種まきをして、大きくなるのを待って植えます。大体、一ヶ月くらいかかるでしょうか、そして植える前に通常の農家の方は殺菌・殺虫剤を振り撒いてから田植えになります。もちろん、我が家は使いません。

               5月
田植え

「有機肥料」
を使っています。
メインのものとして
「ボカシ肥」を使っています。
その内容としては、
・無投薬飼育されたウズラのフン
・生体
・卵
・かつお節カス
・米ぬか
・カニガラ
・植物粕類
そして、発酵促進として好気性微生物群と光合成細菌群が入っています。各種ミネラル・ビタミン等
も自然な状態で含まれていますので、稲の栄養源としては最高です。その他、毎年、美味しくなるよう様々なものを試行錯誤しております。

        6月
■草退治

■機械除草は、我が家は個人の農家ですので機械が
ありませんので、何十往復もしています。


■手除草は、最後の仕上げとしております。
機械や道具では、なかなか取りきれない草を引っこ抜きます!


疲れるので、半日ずつなど工夫していますが、大体、
こっちからあっちにいくのに、一時間くらいかかり、
大変な作業です。


それでも、草が群生してしまい、稲が育たないところもあります。


■減農薬米、通常栽培米は、除草剤を耕す前に1回、
植えてから2回使っています。種を残す厄介な草がありまして、
もう数年は使わざるおえない現状です。ホント、悔しいです…。


                7月・8月
■穂肥え

■穂肥え(ほごえ)・・・梅雨を越え、夏の暑さに耐えるため、
そして大きな穂をつけるには、7月から8月に肥料を撒きます。

背中に機械を担ぎ、約30kgの重さに耐えながら田んぼの中を
ひたすら歩き、肥料を撒きます。

写真の白く見えるのが稲の花です!
ホント、カワイイですねo(^-^)o



         9月
■稲刈り

■晴れた日を選んで、刈り取りしています。
雨の日に刈ったら、機械が壊れました (TωT*)

刈り取りは、穂の熟し具合と天候に合わせて刈り取ります。

一歩間違うと、熟し方が足りない「青未熟」や
乾燥でひび割れてしまう「胴割れ」になり、品質が落ちて
しまうので、良く観察して刈り取ります!

そんなわけで一年間の成果・・・
結構ドキドキの瞬間です!



               10月
■乾燥と精米

■乾燥機についてですが、よく「はざがけ」という
ことを聞くと思いますが、これと似たような効果を
出してくれるのが、「遠赤外線乾燥機」です。

ご存知の通り遠赤外線というのは、水分を共振させ
やすい性質があるため、乾燥機内で、もみに含まれ
る水分を蒸発しやすくします。

そしてこの乾燥機は、
太陽光に含まれる遠赤外線を
用いているため、自然乾燥に近い乾燥ができ、米の
粘りが増し、食味の向上が期待できるわけです。

■精米についても、1つの精米機だけですと、米ぬか
が残りやすくなりますし、急激に皮をむくために
お米が痛む可能性があるため、我が家では精米機を
2台使い、1台目で荒削りし、2台目で仕上げてい
ます。

そして、ご注文があってから精米いたしますので、
届いたときの香りが違います。


さらに、貯蔵に関しても半分を保冷庫、
もう半分をモミのまま(乾燥が終わったままの状態)で
乾燥機で保存し、保冷庫が空くとまた脱穀するという
ようにしていますので、香り・品質共に1年を通して
良質のものをお届けしています。

■そして、ご用命いただいた方に、感謝の気持ちを込めて、
ささやかですが
「季節のお野菜」をプレゼントしています。

 以上のように、考え付くすべてのことをできる
限りやっております。それも「信念」・・・つまり、

「自分の子供に
 本当に良いものを食べさせたい!」
そして「子供に胸を張って
 言えるようなものを作り、残したい!」

という思いに基づいて、これからも環境によい、
なにより人間に力をくれるものを育てていきたい
と思っています。

樋浦家27代目として、これからも
「農研努力〜一笑百姓〜」の言葉を胸に
突き進んでいきたいと思います。

   2007.9 一笑百姓 樋浦幸彦       

↑こんな風に料理されること・・・農家の至福です。
(写真:山本さん提供)

 

                              
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